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<title>+FIVELINES+</title>
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<description>街の図書館で出会った少年たちの交遊録。
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<title>+FIVELINES+  もくじ</title>
<description> ･‥…・・・★　お知らせ　☆・・・…･･･本編サイトは引っ越しました。お手数ですがメインサイトからお越し下さい。（当面の間はここも残しておきます）新しい方でお待ちしてます～♪（2008.4.7　+FIVELINES+　管理人：高浜　奈希）
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<dc:subject>もくじ</dc:subject>
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<dc:creator>高浜　奈希</dc:creator>
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<title>【第３章】SHY BOY―Scene26</title>
<description> 「おまえはどいとけ！　邪魔やねん」　安西がヒロの右腕をつかんで、横にどかそうとするが、ヒロはその場から離れようとしない。「いやです、どきませんっ！　これ以上、ぼくのことで、安西くんたちに迷惑かけたり、ケガさせたりなんて……、とてもできません！」　相変わらず身体ががちがちにこわばっていて、恐怖で声が裏返っているヒロだったが、顔だけは先ほどまでのおどおどした表情はすっかり消えていて、しっかりと安西の
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<![CDATA[ 「おまえはどいとけ！　邪魔やねん」<br />　安西がヒロの右腕をつかんで、横にどかそうとするが、ヒロはその場から離れようとしない。<br />「いやです、どきませんっ！　これ以上、ぼくのことで、安西くんたちに迷惑かけたり、ケガさせたりなんて……、とてもできません！」<br />　相変わらず身体ががちがちにこわばっていて、恐怖で声が裏返っているヒロだったが、顔だけは先ほどまでのおどおどした表情はすっかり消えていて、しっかりと安西の目をとらえていた。<br />　そして、今度はそのまま、ユウたちの方を向く。<br />「先輩たちも……、ユウも。お願いですから、この人たちに……、関係ない人たちに、ぼくのことでこれ以上、危害を加えて巻き込むのはやめて下さい！　ホントにお願いしますっ！！」<br />　３人に向かって、ヒロは何度も何度も深く頭を下げた。<br />　その直後、暗い図書館の外壁に、２つの明るくて大きな円がぱっと現れた。<br />　そしてその光は、この場にいる全員を、まぶしく照らす。<br />「こらっ！！　そこの集団！　そこで何をやっとるっ！？」<br />　大きなハンドライトを持った、警備員と思われる制服を着ている中年の男が数人、大きな声を周囲に響かせて駆け込んで来ると、あっという間に坊主頭やソフトモヒカンとユウだけでなく、安西たちもまとめて取り押さえられた。<br />　そして今頃になってやっと、この警備員たちを呼びに行っていたらしいサカチが、ちゃっかり彼らのあとに続いて、やって来たのだった。<br /><br />　１階のエレベーター前にある、シンプルなつくりの掛け時計は、もう１９時を少し過ぎた時刻をさしていた。<br />　エレベーターから出るときに、まっすぐ前を向いていれば、真っ先にその時計が目に入る。<br />　エレベーターを降りると、ふう……、と真由香は大きな息をついた。<br />「さすがに疲れた？」<br />　琢郎はそんな真由香をいたわるように、そっと声かけると、真由香は首を上げて、頭１つ分上にある琢郎の目を見て、にこっと微笑む。<br />「ううん、平気やよ。……たぶん、１人でやってたら疲れとったと思うけど、琢郎と一緒やったから、大丈夫。いつもありがとね」<br />「……そう。ならいいけど」<br />　自分に向けられた真由香のかわいらしい笑顔に、琢郎はほっと癒されていくと同時にくすぐったくなって、軽く笑みを返したあと、いつものようにまっすぐ見つめてくる彼女の視線から目をそらした。<br />　休憩をほとんどはさまず、約２時間半にわたって、英語と数学の勉強をやり続けていたわけで、実は琢郎自身も少し疲れを感じていたし、２人で一緒だったから大丈夫、というのはおそらく本当は違うはずだった。<br />　それでも、極力しんどい様子を見せまいとしながら、いろいろとがんばってくれて、どんなときでも、自分と一緒にいることが一番の幸せと思ってくれているような真由香のことが、琢郎にとっては、この場ですぐ抱きしめてやりたいぐらい愛しかったが、ここはまだ人目の多い図書館内なので、彼女をしばらく見ないようにすることで、気持ちをぐっと抑えていた。<br />　そんなときふと、真由香が両手で琢郎の右腕をつかんで揺さぶってきた。<br />「ねぇねぇ、ちょっと、琢郎！」<br />「……ん、何？」<br />「ねぇ、あれ見て……、あっち！」<br />　真由香が、出入口のあるエントランスとは反対側の方向を指で示す。<br />　その方面は、関係者以外立ち入り禁止の事務局室などになっていて、あまり利用者には縁のない場所のはずだったが、彼女が指した先に目をやったとたん、琢郎は表情を曇らせる。<br />「何やねん、あれ……」<br />　そこには、藤尾台駅前のコントライブを観るなどと言って、とっくに帰ったはずの安西や淳一、サカチが警備員に連れられて、事務局室にとぼとぼ向かっていた。<br />　また、彼らだけではなく、なぜかこの前来ていたスケッチブックを抱えたヒロの姿もあり、さらによその学校の制服を着ている、不良っぽい３人組なども一緒だった。　<br />「ねぇ、どうしたんやろ、安西くんたち。何したんやろ、大丈夫かなぁ！？」<br />「うーん……」<br />　琢郎の腕をつかんだまま、真由香は不安げな顔を浮かべてうろたえているが、琢郎も事態がわからず、首をかしげるばかりだった。<br />　普段からちゃらついた格好の安西は、図書館にいるときはおとなしくしているものの、学校では時々柄の悪そうな先輩や同学年の連中とつるんでいるのを、琢郎や真由香も見かけることはある。<br />　だが、彼は決して、非行や暴行などに走るようなタイプではない。<br />　それだけに、なぜ不良たちに混ざって警備員に連行されるようなことになっているのか、いったい安西たちに何があったのか、２人とも皆目見当がつかなかった。<br /><br><center><TABLE border="0" height="70"><TBODY><TR><TD colspan="2" nowrap width="400"><img src="http://blog-imgs-14.fc2.com/f/i/v/fivelinesnovel/yellowline.gif"border="0"></a></TD></TR><TR><TD nowrap align="center"><a href="http://fivelinesnovel.blog87.fc2.com/blog-entry-79.html"><img src="http://blog-imgs-14.fc2.com/f/i/v/fivelinesnovel/penback.gif" border="0"></a></TD></TR></TBODY></TABLE></center> ]]>
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<dc:subject>第３章　SHY BOY</dc:subject>
<dc:date>2008-03-05T00:43:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>高浜　奈希</dc:creator>
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